衝撃の仏教美術!奈良「薬師寺」

薬師寺 金堂 代表日記

2025.11.5

『釈迦八相像』に感激!

今日は奈良の世界遺産 薬師寺の『秋の特別拝観』に来ております。

薬師寺には創建当時のまま残る東塔(国宝)と、1981年に再建された西塔があり、その中にお釈迦さまの入胎(にったい)から分舎利までの人生の八つの場面を彫刻で表現した『釈迦八相像(しゃかはっそうぞう)』が安置されています。

制作者は99歳の現役彫刻家『中村晋也』さん。
文化勲章受賞者で、薬師寺大講堂に『釈迦十大弟子像』を納められている方です。

中村さんが10年以上の歳月をかけて2023年に釈迦八相像が完成。
それを前々から見たいと思っていて、今回の特別公開で念願叶ったというわけです。

撮影禁止なので写真を掲載できないのが残念なのですが、とにかく衝撃を受けました〜🤣

これは、実際に見た人にしか伝わらないと思いますが、ブロンズの彫刻作品が見事に仏教建築と調和して物語を構成し、圧倒的な迫力で訴えかけてくるのです。

中村晋也さんの人間技とは思えない偉業に感服いたしました〜

瓦の奉納

次に大講堂に移動、そこにお坊さんが瓦を並べておられました。

聞くと、2,000円で、般若心経の中から一文字を選んで瓦に書かせてもらえ、その瓦に祈念を込めて屋根に置いてくださるそう、、、
「これは、させてもらわねば😁」

般若心経と言えば『空(くう)』ですね。
書き上がった私の瓦を見本として置いてくださいました。

そのお坊さんは今年の春に出家されたそうで、熱心に修行の話を聞かせてくださいました。
薬師寺は密教の教えも取り入れていて、護摩も焚いているのだとか、、、

この方は将来、薬師寺の高僧になられるような気がします。
「がんばって修行を積んでいくのじゃぞ」と心でささやいたのでした(笑)

その後、薬師寺の三大壁画を鑑賞、見ごたえたっぷりで、お腹が『空』になってきました〜😅

まる太のまんぷく日記 ㊱

ちょうど『西ノ京珈琲』というお店を発見!入ってみることに、、、😋

『美人たまごの焼きカレー』と『美人たまごのやまとぷりん』とコーヒーを頂きました。

『美人たまご』とは、2000年前から珍重される薬石『麦花石(ばっかせき)』を含む飼料で育てた鶏のたまごで、ミネラル豊富で風味が良いとのこと、、、

たしかに、プリンうまい!コーヒーもうまい!
築90年の古民家で、薬師寺の隣という立地もよし!

コーヒーを飲みながら、中村晋也さんの作品を思い出し、人生幸せ〜。
「今日もお腹いっぱい、たいへん美味しゅうございました!」

そのあと、薬師寺の門前にあった奈良漬けのお店『本家寿吉屋』に立ち寄り、お土産を買って帰ることに、、、

奈良の薬師寺を満喫、私の住む城陽市からの小旅行。

念願叶った今日は感謝、感謝の一日でした〜🙏🏼

法相宗 大本山 薬師寺
奈良市西ノ京町457
TEL/0742-33-6001

タイトルとURLをコピーしました