大阪市立美術館 日本国宝展

尾形光琳 燕子花図 代表日記
尾形光琳筆 燕子花図

2025.6.10

教科書で見た国宝がずらり

最初に言い訳をさせてください。

前回の仁和寺ライトアップの記事で、自分を『晴れ男』と自慢していましたが、最近風邪をひいてしまって、今日は梅雨前線に勝てませんでした🌨️🌨️🌨️😅 あっさり、、、

今日は以前から見たいと思っていた『日本国宝展』に来ました。
大阪・関西万博開催記念と、大阪市立美術館のリニューアル記念だそうで、大阪ではかつてない規模で国宝が集められているとか、、、

ここに来るのは初めてですが、私の好きなレトロかつ重厚な建築で、国宝と出会える場として最高!

まず、国宝とは何か?
簡単に言えば国の宝なのですが、文化史的・学術的価値が高い建造物、または美術工芸品などで、まず大きなくくりとして有形文化財があって、その中の更に価値の高いものを重要文化財、その中のお宝中のお宝が国宝なのだそうです。現在、国宝は1120件もあるそう、、、

今日、私が見た中で、お気に入りを2点紹介します。

伝源頼朝像

誰もが教科書で見た源頼朝(みなもとのよりとも)。
昨年11月に『高尾山 神護寺』に行ったことを日記に書きましたが、その時、神護寺の所蔵品として、金堂の中にこの絵のレプリカが飾られていました。
その本物が目の前に!!

近くで見ると、眉毛や髭が繊細なタッチで描き込まれ、真っ黒だと思っていた衣には地模様が描かれています。

源頼朝の存在感バツグンのお宝です。

十一面観音立像

大阪・道明寺所蔵の十一面観音立像。
平安時代の菅原道真(すがわらのみちざね)自刻と伝わる仏像です。
実際に菅原道真公が彫ったかは分かりませんが、惚れ惚れするようなお顔立ちと、全体のバランスが見事なこの十一面様を護持仏として眺めておられたのではないかと想像します。

実は、森安家は菅原道真公の子孫と伝えられていて、勝手に親近感を抱いております😆 キャンディ(私の嫁)は「それほんま〜?」と疑っていますが、、、(笑)

すべてを見終わるのに4時間ほどかかり、見ごたえたっぷり!

疲れ果て帰ろうとした時、ちょっとしたエピソードがありました😆

それは、ここに入場する時に傘を鍵のかかる傘立てに置いていたのですが、鍵のセットの仕方を間違えてしまい3桁の暗証番号を合わせても外せなくなってしまいました💦
案内の方に言いに行くと、すぐに保安員のおじさんが来て、特殊な小道具を使い、見事な手さばきで開錠してくれました。

「さすがプロ!」保安員のおじさんの仕事ぶりに感動!

国宝を生み出す技能は無くとも、人の役に立つ仕事をしていけば良いのだと、おじさんは身をもって教えてくれたのでした🙏🏼

まる太のまんぷく日記 ㉜

美術館に行く前に、Googleで調べておいたお店、『菜乃庵』でランチをいただきました。

築100年の日本家屋を改装した旬野菜の美味しい和食のお店。
今日のような雨の平日でも開店前から並んでおられる人気店です。

座敷から見る大正ガラスの向こうには雨に濡れた緑がいい感じ〜😙

いただいたのは『一汁八菜のお昼ごはん』そして、エビスビール!

一番搾りも好きですが、エビスビールも好きなんです(笑)
美味しいお料理と美味しいビールがあれば、人生、し・あ・わ・せ〜💕

あ〜、お腹いっぱい!今日も美味しゅうございました🙏🏼

菜乃庵
大阪市天王寺区茶臼山町2-23
TEL/06-6770-5757 ※ランチ50食限定 予約をお勧めします。

※アイキャッチと記事内の国宝の写真は、チラシまたはポストカードの写真です。

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