京セラ美術館 関明美個展

関明美書「天命」 代表日記
天命(てんめい)

2025.7.25

芸術家との出会い ③

今日は、キャンディ(私の嫁)と京都市京セラ美術館に来ております。京セラドームではありません、美術館です😁

「芸術家との出会い」と言っても、関明美さん(あっこちゃん)はキャンディの母方のいとこで、ここで出会ったわけではないのですが、書家として会ったのは今日が初めて。

どこの家もそうだと思うのですが、この歳になると親戚付き合いはもっぱら喪服姿の時。
あっこちゃんと親しく話すようになったのも、キャンディのお母さん(和子はん)が亡くなった時やったかな、、、

火葬場での待ち時間、イタリアのローマで個展をした事など、書家としての活動を聞かせてもらっていました。

日記で書いていますが、キャンディの母方の祖父は波多野角太郎と言って、猪肉を牡丹の花のように盛り付ける事を考案した人で、元祖ぼたん鍋『畑かく』の創業者です。

角太郎さんの芸術的DNAを受け継いでいるのが、あっこちゃんなのですね☺️

ここから、恒例の余談に入ります(笑)

あっこちゃんの旧姓は藤木明美さんで、お母さんは和子はんの妹のよしえちゃんです。

和子はんの思い出話に、自分より先に妹のよしえちゃんが家庭教師だった藤木さんと結婚したので、焦った、、、と😅

そして、和子はんの晩年、認知症になってまだ初期の頃、私とキャンディと和子はんと3人で二条城の夜桜を見に行きました。

順路に沿って大勢の見物客が歩く中、私が2人から少し遅れ気味になった時、和子はんが「藤木さん、早よ早よ!」「藤木さん、こっち、こっち」と、、、😆 『え?藤木さん??』
そして、娘のキャンディに「よしえちゃん!」と話しかけているのです(笑)

私は意味がわからずにいたのですが、キャンディは和子はんが独身だった20代の頃に戻って、妹夫婦とお花見に来ていると思ってる事に気づき、そのままよしえちゃんを演じきって、楽しいお花見になったのでした、、、(笑)

そんなお花見の珍道中を、あっこちゃんと会うたびに思い出してしまうのです☺️

今日はきっと天国から和子はんとよしえちゃんと藤木さんの3人で、あっこちゃんの個展を微笑ましく眺めてくれてる事でしょう、、、

あっこちゃんの書は柔らかくもあり力強さもあり、感動しっぱなし!
軸装も自分でコーディネイトし、書をアート作品に昂めているところもすごい!

帰りにポストカードを買って、事務所の玄関に飾っておこうと決めました💕

クリエイティブな人たち

京セラ美術館を後にして神宮道を見ると、何やら出店が並んでいます、、、

手作りの作品や、骨董品なんかを売っているよう、、、こういうの、私もキャンディも好きなんです(笑)

まず目に留まったのが、アクセサリーを販売する『ASAGAO(あさがお)』というお店。
奈良から来ているという女性が、丁寧に作品の説明をしてくれました。

小さな小さな押し花をピンセットを使ってレジンでコーティングし、アクセサリーにしているそう、、、

そして、彼女は朝、テントを組み立てるのに、他のお店の人たちが手を貸してくれた事に感謝されていました🙏🏼
そんな小さな人の親切を感じられる人に悪い人はいません!

この暑い中、一人でがんばっておられるのですから、売上に貢献したいじゃないですか😆

「キャンディ!欲しいものあったら好きなだけ買え〜!」と、言いたいですが、今日は懐がさみしい状態(笑)
「ピアスでいいの〜?」と😅 それでもキャンディは喜んでくれていました☺️ よかった、よかった(ホッ)

それから、亀岡から来られている松下展之さんのお店『nobu notes』を拝見。
木を加工した小物類を手作りし、販売されているとか、、、

コロンとした一輪挿しや、お雛様、十二支の干支飾りなど、木の温かみを感じる作品の数々、、、☺️

今日のところは、桜の木のカード立てと、カボスで作ったボタンを買わせてもらいました。

カード立てにはあっこちゃんのポストカードを挟んで、、、と

ボタンはよく見ると、ニコニコマークになっているのもあって、かわいいんです💕
キャンディが今、洋裁教室で私のアロハシャツを縫ってくれていて、それに付けると言っていました。

改めて、世の中にはこういうクリエイティブな人達がたくさんおられて、私たちの生活を心地良いものにしてくださっているのですね。

言い訳に聞こえるかもですが、不動産の仲介業は毎日パソコンと睨めっこ。契約書は年々、保険の約款のようになっていて神経を使います。
なので、こういう息抜き、ブレイクタイムが必要なのですね(笑)

何はともあれ、今日も感謝、感謝の一日でした〜🙏🏼
皆さん、熱中症にはくれぐれもお気をつけくださ〜い🥵

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